ヨーロッパ家具の中でもイギリス家具は、デザインの素晴らしさだけでなく、実用的な家具として人気です。

女性的なデザインのフランスに比べ男性的な力強さを感じます。

日本で良く目にするイギリスアンテーク家具は、エレクティックスタイル(折衷様式)と呼ばれるものです。
様々な時代のデザインを融合させ実用に向くように作ってあります。

数百年からの伝統を受け継いでいます。

本物であるから百年使い続けられるのです。

イギリスというと、紅茶ですよね。
二段三段のお菓子皿ティースタンド素敵です。
これから購入したい項目に入っています。

イギリスの貴婦人たちが、アフタヌーン・ティーを楽しんでいた時代の椅子はとても特徴があり面白いです。

ハイバックチェアーと呼ばれる、クイーンアン様式の椅子です。
特徴的なのが、座面が低いというところです。
35cmの高さです。
これは、ゆったりとした空間で過ごすための椅子なのです。
ふわっと広がるドレスの彼女達のために肘掛はありません。
ドレスに隠れてしまうかもしれませんが、猫脚です。
手掘りの彫刻も見事なものです。

お茶を楽しんだのは、ドローイング・ルームです。
「応接間」というより「居間」として、ほっと一息くつろぐお部屋です。
暖炉に火をいれ、チェアが様々な向きに置かれて使われました。

アフタヌーン・ティーのメニュー気になります。

紅茶、キュウリのサンドウッチの軽食。
スコーン・ケーキ類がティースタンドのトレイに並びました。

なんでまたキュウリなの??と不思議です。

当時は、肉体労働者は栄養のあるものをサンドウッチにはさんで食べました。

それに引き換え彼女たちにとって、栄養価の低いキュウリを新鮮なまま食べるという事は
「働かずとも農夫を従える生活ができる」というビクトリア朝に生きる特権階級の証だったからです。