犬が吠えるだけではなく、人に対して歯をむき出しにしたり、うなったりして威嚇する行動が見られることがあります。
これは飼い犬として当然問題となる行動です。
しつけによって改善しなければなりませんが、吠える犬のしつけよりも難しいと言われています。
その理由は攻撃的になる要因が複数になることが多いからです。
犬のしつけの教育本を見ると、吠えることをなくすのは比較的簡単だと言われています。
攻撃性を改善するためにはその要因ごとの対処が必要です。
複数の要因があると、どのようなしつけを行えばいいのかわからなくなります。
結果として、状況の改善ができないのです。
問題行動を起こすようになったころにきちんとしたしつけをすればまだいいのですが、攻撃的になってから長期間経つとしつけは難しくなっていきます。
これは人間も同じことでしょう。
吠える犬はマンションなどで飼うことができません。
近所迷惑になってしまうからです。
もちろん、攻撃的な犬も同じです。
人に噛みついてしまうと、賠償問題に発展しかねません。
そのような事態になる前に、しつけを考えておきましょう。
犬が攻撃的なる場合、子どもを守る母性、縄張り意識による防衛本能、恐怖に対する恐れなどがあります。
しつけを受けている犬の場合は、飼い主をリーダーと思っています。
リーダーの言うことを聞きます。
あなたが毅然とした態度を取れば、それを自然と理解するのです。
飼い主に対して攻撃的になる場合、犬が飼い主をリーダーと認めていないことになります。
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