犬の虫歯のメカニズムは人間と同じです。
歯に溜まった汚れが細菌となり虫歯になるのです。
一般的には唾液によって汚れは取り除かれるのですが、歯垢が溜まることで唾液の効果は弱まってしまいます。
そのまま放置しておけば、歯茎まで達する虫歯となります。
痛みを伴います。
虫歯によって口臭が強くなるとか、歯が黄色く変色します。
食べることができなくなり、体調も悪くなるでしょう。
あなたの愛犬が食事をしなくなったら、歯をチェックしておきましょう。
口臭が気になる場合は、虫歯を疑ってください。
虫歯の原因はいろいろとありますが、一番大きなのは餌です。
与えられる餌の質によって虫歯になりやすいことがあります。
炭水化物が多い餌を与えていると虫歯になります。
もちろん、犬の口の中と人間の口の中は違います。
したがって、これまでは犬は虫歯にならないと考えられてきました。
しかし、贅沢な餌を食べさせていると虫歯の原因を作り出していることもあるのです。
まずは食べさせている餌の成分をチェックしてください。
調査によると約5%の犬に虫歯がありました。
つまり、犬に虫歯がないとは言えないのです。
飼い主は虫歯にならないように、しっかりと歯磨きをしてやらなければなりません。
毎日やる必要はありません。
数日に一度歯をチェックしてください。
犬の虫歯の治療は人間の場合とはほぼ同じです。
ただ、治療のために麻酔をかけることはできませんから、歯を抜いたりすることはできません。
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