■大仏殿秋映 だいぶつでんしゅうえい  鈴木様式の水墨画風作品の特色には、光と色彩が  融け合った優雅さが目立つ。

 この「大仏殿秋映」は赤っぽい色彩が中心で明るく  派手な場面になっているが、色彩と光りの融け合いが  いかにも優雅で、日本の秋の自然の色彩と光りの合掌を  思わせる情景の美しさである。

 秀逸の一作といえるであろう。

      美術評論家 植村鷹千代氏の解説より抜粋 【 岩絵具方式複製画について 】  共同印刷が独自に開発した特殊印刷加工技術による  画期的な複製画です。

 日本画の制作には、様々な鉱物を砕いて粉にした  『岩絵具』や、牡蠣殻を焼いて粉にした『胡粉』を  ニカワで溶いたものが主に用いられておりますが、  画肌には油絵とは明らかに異なるザラザラとした  粒状感があり、光を反射させることで独特の煌きを  帯びます。

 岩絵具方式複製画は、高級美術印に樹脂による  特殊表面加工を施すことにより、日本画独特の質感・  風合いを忠実に再現したものです。

■鈴木竹柏  大正7  神奈川県逗子に生まれる  昭和11 中村岳陵に師事し蒼野社に入る  昭和31 十二回日展に「暮色」を出品 特選・白寿賞を受賞  昭和37 第5回新日展に「干潮」を出品 菊華賞を受賞  昭和38 第6回新日展に「高原」を出品 審査員となる  昭和39 日展会員になる  昭和45 日展評議員に就任  昭和56 第13回日展に「丘」出品 文部大臣賞受賞  昭和60 日展監事に就任       第17回日展に「澗」出品 文化庁買上  昭和62 第19回日展に「気」出品 日本芸術院賞受賞  平成3  日本芸術院会員に就任  平成4  日展常務理事に就任      日本芸術院会員      日展顧問 作家名 鈴木竹柏 題 名 大仏殿秋映  協 賛 (財)日本自然保護協会 技 法 岩絵具方式複製画 画面の寸法 天地:333×左右:455mm 額縁の外寸法 天地:497×左右:615mm 額縁の仕様 銀箔貼り特製和額 裏面に壁吊り用金具・ひも 証 明 鈴木竹柏画伯の承認印・製品裏面に貼付  制作発行 共同印刷株式会社美術商品部   ●こちらの作品はお届けに3〜7日ほどお時間をいただきます。

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ショップ 内田画廊
税込価格 102,600円

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