犬のしつけの基本は吠えることを止めさせることです。
犬が欲求不満を感じている場合、それを飼い主に知ってほしいと吠えることがよくあります。
ただ、これは要するにわがままな犬ですから、この種類の無駄吠えはしっかりとしつけしておくことが大切です。
もちろん、欲求不満を解消してやることは飼い主の務めです。
何をしてほしいのかを理解して、適切な対応をすることが大切です。
わがままなのか、不当な扱いを受けているための欲求不満なのかを知らなければなりません。
エサ、水の不足、散歩などの運動は犬が生きていくために必要なことです。
不満を解消してやらずにしつけをすることは犬を可愛がることの対極にあると考えていいでしょう。
まず、フォーマットトレーニングが基本です。
オスワリ、マテと指示したら、その動作をすることです。
このフォーマットを確実に行えるようになれば、犬が吠える状況でも一言で吠えるのを止めさせることができるでしょう。
子犬の時からフォーマットを行うことで、犬を落ち着かせることができます。
近くに別の犬が来たり、見知らぬ人が来たりした時に吠えるのですが、オスワリと言えばいいのです。
それでも犬によってはなかなか言うことを聞いてくれない場合もあります。
その場合は負の弱化と呼ばれるしつけを行います。
言葉としては難しいのですが、要するにお預けです。
ご褒美を一定時間与えないことによって、犬自身が学習します。
吠えていると何もしてもらえないとわかるのです。
具体的には犬を無視するとか、部屋に閉じ込めるなどがしつけとなります。
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